以前から写経を体験してみたいなぁ...ヨガと写経の体験クラスをしてみたらどうだろう...と思ったことからのきっかけで今回、初コラボイベントとして開催させていただきました。
写経に興味がありつつも、そこまで詳しくなく今回、いろいろと調べてみたらヨガの瞑想と写経のそれぞれが持つ効果や感じる事、概念が何か通じるものがあることを知りました。
そこで...是非、体験していただきたいと思い企画がついに実現に!!
ご用意していただいた写経は 『延命十句観音経~えんめいじっくかんのんぎょう』
十句、42文字から成る、最も短いお経だそうです。観音様とのご縁に感謝し、信じることで四徳『常楽』『美徳』『我徳』『浄徳』をいただけるというもの。健康や延命にご利益があるそうです。心が軽く穏やかに、自然と物事が上手く運ぶようになるなど、多くのご利益をいただけるお経だそうです。
ヨガの教え『アパリグラハ=不貧…欲張りすぎない、貧しい心を持つべからず』
ついつい、欲張りすぎてしまう心。比べてしまう心。受け入れられず否定的になってしまう心。執着・怒り・苦しみ・喜び、哀しみ、心は、いろんな感情を生み出します。でもそれは、仕方のない事。その感情に振り回されず...今、ある事、出来る事に感謝。気付ける事の大切さ。
外は、雨が降る中...雨音が心地よく落ち着きをもたらし、写経とヨガの体験から、より集中していく時間が自分自身と深く向き合うことができたのではないのでしょうか...
私自身も今回のイベントを通じて、言葉・文字の意味を知り、ヨガと写経の持つ根底が自身を豊かにしてくれる事に改めて気付けた素晴らしい時間を過ごせました事に感謝です。
今回のテーマも何も打ち合わせをしていなかったのに、まるで話し合ったかのように全てが繋がり驚きと感動してしまいました。
心を亡くすと書いて、【忙】しいと読む。
日々の日常は、本当に目まぐるしく、変化があり、忙しない中で、余裕が無くなると色んな事を見失って、たくさんのものを気付かず置き去りにしてしまう。物事が上手くいって、順調な時ほど、忙しく慌ただしい時こそ忘れてはいけない、今の有り難さ。
ちょっと忙しない時、落ち着きたい時、ホッとひと息つく事、一度立ち止まり周りを見渡してみる事、離れてみる事の勇気、無心になり頭を休ませてあげる事、そんな時...
紙と筆があります。マットの上があります。今の自分と向き合ってあげてみて下さい...
きっと、穏やかな、落ち着く自分が見えてきます。
雨の降る、お足元の悪い中、ご参加下さいました皆様、心に響く素晴らしいお話をして下さいました写経の先生、今日のご縁に感謝いたします。本当にありがとうございました。
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